英会話 イーオン オンライン英語学習 5minutes.co.jp |
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英語学習のみならず、海外の文化や生活や英語学習者としての常識に関わる質問に、大杉先生が答えてくれます。先生独特の語り口に大勢のファンがいらっしゃるため、先生の声による回答も併せて提供しています。大杉節をお楽しみください。(※内容は毎週火曜に更新されます) |
日本語で「青い」は「未熟」を表すなど色に意味がありますが、英語でもありますか。
英語にもたくさんありますね。まずは質問にも使われている「青い」「未熟」を例に取りましょう。英語で「未熟」を表すのは、「青い」といっても blue ではなくて green つまり「緑」なんですね。ですから、果物が green だといえばまだ熟れていない、熟していない、ということですね。人間に対して green を使うと、まさしく日本語の「青い」「青二才」と同じですね。ですから例えば「彼はまだ青いよ」He's still green. と言います。ほかにも green は「安全である」というニュアンスがあります。ですから信号が、日本では「青」と言いますが、これは英語では blue ではなく green light と言います。give a green light「青信号を出す」という言い方は、日本語のいわゆる「ゴーサインを出す」つまり「許可を与える」という意味になります。もうひとつ色を使った表現の例を挙げておきましょう。それは「白」white です。これは日本語の連想と近いものがあります。なぜかと言うと、日本語では「純白」という言い方があるように、「白」は純粋であるとか汚れがないというイメージがありますよね。英語でも基本的にはそうなんです。純粋さ、清純さを表します。そこから意味が広がっていって、例えば white lie という言い方があります。日本語では「真っ赤な嘘」と言いますが、red lie という言い方はありません。「真っ赤な嘘」という表現はないんです。ところが「白い嘘」white lie という言い方があります。これは「罪がない」「悪意がない」という意味なんですね。相手を陥れようというような悪意のある嘘ではなくて、便宜上つくような悪意のない嘘を white lie といいます。ということで、英語にも実は色彩を表す単語にはいろんな意味があります。まあ色だけに、何しろ、いろいろ、ですよね。
大杉正明(おおすぎまさあき)先生 |
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清泉女子大学教授。1987年から11年間NHKラジオ「英会話」の講師を務める。 |
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